恐怖の眼底検査! [通院期]
NICUにいる赤ちゃんたちは、入院中に様々な検査を受けています。
そのほとんどが親の居ない時間を避けて行われているのか、いつも結果を教えられて検査があったことを知るという感じでした。
未熟児として生まれた場合、体の様々な部分が未発達のまま外に出てきてしまっていることが多く、普通に保育器の外で暮らせるようになるくらいまで成長していることが確認できてから、晴れて退院となるのです。
成長するスピードは赤ちゃんそれぞれで違いますので、定期的に検査を受けて成長の度合いをチェックする必要があるんですね。
そんな中でも私の中で、ひときわ印象的な検査がありました。
それが、眼球内の毛細血管の発達具合を確認する”眼底検査”なのです!
眼底検査は眼の詳しい検査になるので、小児科のいつもの先生ではなく眼科の先生が毎週木曜の夕方に病棟にいらっしゃって、子供たちの眼を診て下さいました。
しかしこの眼底検査、赤ちゃんたちからしたら痛くって誰もが嫌がる検査。何せ眼球内の血管を見るには、金属の器具で無理やりまぶたを閉じないように固定して光を当てなければならないという、聞いてるだけでもかなり痛そうな内容。。
タイミングが合えば検査の時間帯に居合わせることもできたのですが、検査中は例のごとく親は終わるまで外で待っていなければならなかったため、夕方の時間帯ということもあり私はそのまま帰宅することが多く、検査の結果は翌日看護師さんから直接伺うか、お話しノートを読んで確認する感じでした。
でも実は、一度だけ眼底検査をそばで立ち会うことができる機会がありました。
それはまだひゃくが入院して間もない頃、初めて眼科の先生とお会いしてご挨拶をさせていただいた時でした。
挨拶もそこそこに、「それでは検査に移るので、ちょっとお母さんは離れていていただけますか?」と言われ、まだ眼底検査の内容もその大変さも知らない私は結構のんきな感じで一歩下がってその様子を見ていました。
すると、
「にゃああ~~~~~~!!!」
まだ小さくて元気のないひゃくちゃんはあまり大きな声で泣くのを聞いたことがなく、こんなにも泣くのを初めて聞いてびっくり!
何をされているかは見えませんでしたが、とんでもなく嫌な事をされているのはその泣き声で分かりました。
私は予想外の検査内容にその場で立ったまま硬直して、じっとその様子を見つめていました。
果たしてその検査結果は…
つづく
眼底検査って直接血管を見ることができるので色々な事が分かる貴重な検査とは聞いたことがあります。正に「目は口ほどに物を言う」(使い方間違ってる?;^ω^ )
でも、赤ちゃんからでも行うんですね〜。ひゃくちゃん、大変そう(汗
by ワンモア (2016-09-12 16:31)
眼底検査は高校を中退した頃にしましたから40年以上前です。
半世紀近く前にやったのですが、怖いだけで痛くはありませんでした。
おそらく目薬が効いていたのでしょう。
怖さは引き続きありましたけど。
by tommy88 (2016-09-13 07:24)
【ワンモアさま】
ほんとにあれは辛そうでしたね…看護師さんたちからも、「今日はお目目の検査だねー」って辛いものの代名詞みたいになってましたから^ ^;
そんなにいろいろな事がわかる検査なんですね!ちなみに検査の時は先生が見やすいように、部屋の電気を消して先生の手元だけ明るい照明を点けてました。デリケートな検査なんでしょうねー
【tommy88さま】
子供も目薬はしていたとは思うんですけどね…何より恐怖がすごそうですね…赤ちゃんは何されるのか分かんないですから余計でしょうね…
約半世紀ほど前から検査方法もあまり変わってないのは、その方法でまいと確認が難しいんでしょう。。
もっと気持ちが楽に受けられるような機械ができるとうれしいですね^ ^
by tsumi (2016-09-15 02:05)
大人でもきつそうな検査をまだ小さな赤ちゃんが受けなくてはならないとは…辛いでやすね…
by ぼんぼちぼちぼち (2016-09-19 15:20)
【ぼんぼちぼちぼちさま】
そうですね…当の私は受けたことがないのでその恐ろしさは想像になってしまうのですが、とても大変そうでした。。
でもこれによって目の異常を早期発見できるようになるありがたい検査でもあったので、ここはひゃくにグッとこらえてもらいました…^^;
by tsumi (2016-09-21 14:24)