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初めての療育センター! [日記]

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どうもお久しぶりです!
今回は、前回お話しした療育センターの診察についてご報告したいと思います!


先月2月の中旬に担当の先生に紹介されて伺ったのは、東京にある北療育センターでした。

場所は十条駅から歩いて10分ほど。周囲には、大学や他の障がい者向けの大きな施設が集まっており、静かで落ち着いた雰囲気が流れていました。

ちょっと入り口どこかな~?と迷ってしまいましたが、療育センター発見。いよいよ入館です…!

入ってみると、施設内は人はまばらで、車いすに乗った男の子や、おじいちゃんとおばあちゃんにマッサージをされている赤ちゃんが居たりするだけで、やはり一般の大きな病院とは様子が少し違いました。

でもやっぱりそこは病院。来る途中に立ち寄った喫茶店のおばちゃんにヤクルトをもらってニコニコご機嫌のひゃくだったのですが、入るや否や病院であることを察知し、表情がこわばりました笑

ひゃくの病院センサーはすごいですね~苦笑


受付を済ませ、「こちらでお待ちください」と、奥の方の椅子に通されたのですが、ひゃくは警戒しているのか、入り口ロビーからじっとこちらを見るだけで、そこから動きませんでした。

遠くで立ち尽くすひゃくを眺めていると、看護師さんから名前を呼ばれ、「まずは身長体重測りますね!」とのこと。ひゃくを抱っこして強制連行です。

ひゃくは、身体測定でも泣くんですよね~
いつもの病院では、その後に採血されることが多かったので、これが始まりの儀式とでも思ってるんだと思います。

そして、ギャン泣きするひゃくを押さえてなんとか測定終了。


看護師さんに「すみません、うるさかったですね…」とお詫びしたところ、

「いえいえ!いつもみんなこうですから!」と明るく返してくださいました。


うるさく泣くひゃくを疎ましそうにする看護師さんもたま~にいらっしゃるんですが、ここのスタッフの方は皆さん笑顔で温かく迎えてくださいました。(いや、気持ちは分かるんで悪いことではないんですよ汗 うるさいですからね!)

私は単純なもんで、この時点で「良い施設だな~」と感じてしまいました笑


測定後は、しばし先生の診察待ち。
看護師さんは「先生はとっても優しい方なので大丈夫よ!」と優しくひゃくに声をかけてくださいました。

いよいよ先生に呼ばれ、診察室に通されます。

入ってみると普通の診察室とは様子が違うことにまず驚きました。カーテンで仕切られた空間の中は、柔らかいマットが敷いてあり、横にある棚にはおもちゃがたくさん。その中央に小さなテーブルが置かれています。

まるでプレイルームに遊びに来た感じでした。


「こんにちは、ひゃくちゃん!ここのおもちゃで好きに遊んでいいよ~」
と、物腰の柔らかそうな男性の先生が声をかけてくださいました。

ずっと泣き顔だったひゃくですが、おもちゃの誘惑には抗えず、大人しく靴を脱いでおもちゃに手を出し始めました。

ひゃくがおもちゃで遊んでいる間に、先生と私は小さなテーブルで問診開始です。


しかし、先生は本当に褒め上手。

ひゃくが何かするたびに、
「靴を自分で脱げるんだね~すごいね~!」とか
「おもちゃを自分で片付けられるんだね!えらいね~!」とか

とにかく何でも褒めてくれました。

ひゃくもやはり褒められると悪い気はしないようで、次第にニコニコ顔が増えてきました。


さらにすごいのが、親への“褒め”もしっかりあったことです。

診察というより親へのヒアリングという感じのやりとりだったのですが、
普段はこんな感じで接しているとか、入園する予定の幼稚園に関して話しても、

「いいですね~」とか
「あ~少人数制ですか!いいですね~」と
ほんとに肯定の反応ばかりだった気がします。


「~はやめた方が良い」「~してはダメ」のような言葉は一切ありませんでした。
お話をしているだけで、少し気持ちが軽くなった気がしたのを覚えています。

もしかしたら、この診察は、親子の両方をケアする目的もあるのかもしれませんね。


ひゃくのできること、できないことをどんどんと聞かれ、答えていくと、先生は手元の用紙に点を書きこんでいっていました。

どうやらこの表で、ひゃくの発達の程度を測っているようでした。


そして完成したチャートは、言葉や生活面(服を着たり、顔を洗えるなど)は2歳半くらい、運動面は4歳4か月くらいになっていました…もうガッタガタ笑

要するに“運動バカ”みたいな形ですね!笑
(ブランコを立ちこぎすると話したところ、先生はとっても驚かれてました)


先生の見立てですと、確かに言語は遅れているものの、総合的に見てみるとまあギリギリ平均の範囲内ではないかという判断でした。

今すぐ療育が必要そうな感じはしないけれども、入りたいということでしたら月2回のプログラムになりそうですが、定員いっぱいのため今申し込んでも4月以降になってしまうとのこと。

そこまで待つなら、一度幼稚園に4月から入ってみて、様子を見てからでも良いのでは?というお話でした。


「こうしてひゃくちゃんを見ていると、とってもしっかりしていると思うんですけどね? 担当の先生が心配されてたんですか?お父さんはどう思われてます?」
と聞かれたので、

「そうですね、先生が心配されて紹介状を書いてくださいました。主人は全く心配してないですね。楽観的です…」と答えると、

「あ~一番いい関係ですね。心配性の先生と楽観的な親というのは。」
と言われ、思わず笑ってしまいました笑

まあ確かに、親がずっとナーバスになっていて、先生が大丈夫となだめる…
なんか子供にも不安が移ってしまいそうな構図ですよね。

こんな関係性の方が、子供にとっては良いかもということなんでしょうね。


療育は一旦不要ということにはなりましたが、先生はひゃくに興味を示してくださったようで、
「夏あたりにもう一度先生に会いに来てほしいな」と言われました。


950グラム程度で生まれて、一応すくすくと成長し、運動はものすごくできて、ひらがなも読めるのに、言葉がなかなか出ない…

こんなひゃくが今後、どのように成長していくのか純粋に気になるとのことでした。


先生は、基本的には自分で見聞きした事柄しか親御さんにお話ししないとのことで、
「他の親御さんの話のタネになりますしね!」とおっしゃってましたね。

なるほど、ひゃくの成長データは先生の知識の一つとなるんだなあ~。と感慨深い気持ちになりました。

職業病といいますか、先生の性格なのか…
お医者さんとは研究者のような一面も持ち合わせていらっしゃるんでしょうね。
仕事熱心な先生だな~という印象を終始受けました。


こんな感じで診察は終了。
療育には一旦通わないことになりました。

ひゃくにとっても、私にとっても、本当に優しくて良い先生でしたね。

確かに普通の病院とは雰囲気は違いましたが、療育センターに決して悪いイメージは感じませんでした。どのスタッフの方も優しく、穏やかな空気が流れていました。

もしかしたら、夏以降通うことになるかもしれませんが、それはそれでひゃくにとっては良いことですし、ぜひお世話になりたいと思っています。
その時は、ぜひ皆さんに詳しくお話ししたいですしね!

来てみて良かったな~と思いながら、眠そうになっているひゃくを抱っこして、ゆっくり帰っていったのでした。


以上、療育センターに行ったお話でした!
それではまた!
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