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突然の入院…!(2) [日記]

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どうもお久しぶりです!なんだかんだやっていたら春休みに入ってしまい、更新が遅くなってしまいました。。申し訳ありません。

前回、ひゃくが体調を崩してしまった、はじまりの部分をお話いたしました。今回はその続きからお話ししますね。


週末に体調を崩して病院に行くも、体調は戻らず、翌日午前中に再び小児科へ行ったところ、夕方もう一度見せて欲しいとのことで一旦帰宅。

果たして、夕方には体調は改善するのでしょうか…?


病院から帰ったひゃくは、眠たいのに苦しくて寝れない状態が続いており、グロッキー状態。「眠たい~~」とぐずっていますが、私もなだめるしかなく、やきもきした気持ちで過ごしていました。

近所に私の実家があるので、父に連絡して応援を頼むことに。夕方もう一度病院に行くときに、付き添ってもらうことになりました。

ひゃくの通っている病院の午後の診察時間は16時から。
心配だったのか、父は14時くらいに来てくれました。


ひゃくの様子を見て、父の心配はさらに増幅。「これは16時まで待ってられないぞ。あっちの病院では診てもらえないのか?」と言い出しました。

あっちの病院とは、ひゃくが未熟児で産まれた時に入院していた東京の大学病院。普段は予約をして定期健診をしてもらっているだけで、駆け込みで伺うことはありませんでした。

でも、確かに私も今は不安でしかたがない状態。予約が無くても診てもらえるか、電話で聞いてみることにしました。

受付の方は「今の時間ですと、時間外のため緊急外来になってしまいますが、ひゃくちゃんは診察券もお持ちですし、紹介状が無くても来ていただいて結構ですよ!」とのこと。

かかりつけの病院には、電話でこのまま大学病院へ行く旨をお伝えし、夕方を待たずに私たちはそのまま東京の病院へ向かうことになりました。

私はブランク10年以上あるペーパードライバー…ひゃくが産まれてから運転するようにはなったものの、行くところは近所のみ…都会の道路は怖くて運転できません泣
こんなとき、運転が上手な父が居て本当に助かりました…


そんなこんなで15時ころ、父の運転のおかげで東京の大学病院に到着。
いつも来ている病院ですが、通常の外来入り口は閉鎖されてました。緊急外来用の普段入らない場所から病院に入ります。

やはり緊急外来の待合室。大人から子供、具合の悪そうな人たちが何人か座って診察を待っています。

私は事前に連絡をしておいたので、スムーズに受付を済ますことができました。

20分ほどすると、いよいよひゃくの順番に。

大きな病院の緊急外来だけあって、診察室内は救急車に乗せられた方が運ばれてきたり、親族の方が駆け込んできたりと、かなり緊迫した場所といった印象を受けました。

奥には、若い男性の先生が座っており、診察をしてくれました。


やはり胸の音を聴いて、「音がする」とのこと。

しかし、喘息の音というよりは、肺の方で音がするとおっしゃるのです。

「喘息だとゼーゼーと聴こえるのですが、ひゃくちゃんの胸の音は何かプツプツとした音が聴こえます」

なるほど…喘息ではないのかな? しかし、じゃあ一体なんなのだろう…?

続けて、酸素の値を測ります。
酸素の値とは血中酸素飽和濃度のことで、健常な人は100の値が出るそうです。しかし、血中の酸素の量が減るとこの値も減り、低くなりすぎると命の危険すら出てくる重要な数値でもあります。

97~95くらいになると、大人の人がタバコを吸っている時くらいの息苦しさになるとのことでした。

この時のひゃくの数値は95。やはり普段より苦しいことには違いなさそうです。


先生もこれだけでは判断ができないとのことで、レントゲンと採血をしてさらに精密な検査をすることに。
さらに昨日からほとんど食事ができていないと伝えたところ、点滴もしてもらうことになりました。

ひゃくには痛い思いをさせてしまいますが、点滴を付け、念のための吸引をさせてもらいながら、検査結果を待つことに。


しばらくすると、再び先生に呼ばれました。
今度は先ほどの先生と違う、若い女性の先生でした。

見せられたのは、ひゃくの胸部のレントゲン写真。肺の中がなんだか白く濁っています。

「こうやって見えるのは、肺炎などで肺が炎症を起こしている状態なんです。」

肺炎…

喘息…肺炎…いずれにせよ、良くないワードが続きます。

何か判断が難しいようで、先生は考え込んでいました。先ほどの男性の先生も呼んで、一緒にモニターのデータを見ながら話し合っています。

「点滴が終わったらもう一度様子を見てみましょう」
ということで、待合室で点滴をすることに。

少しだけ楽になってきたのか、ひゃくは目を閉じて眠っているようでした。ですが、速い呼吸は変わらず。
正直、症状が改善しているという実感は全くありませんでした。

点滴が終わったころに先生が私たちのもとに訪れ、
「どうしましょう?入院しますか?このままお帰りになりますか?」
と伺いに来てくれました。

お話によると、今の酸素の数値であれば入院は必須ではないので、今日は一旦家に帰り、明日の午前中に外来でもう一度診せてくれれば…とのこと。

その場合、明日の外来で容体が変わってなかったら入院しましょう。とも言われました。

ただ、非常に微妙なラインのようで、心配であれば即入院もOKとのこと。先生も「お母さんにお任せします。」という感じでした。

とても迷いましたが、入院の支度を全くしていなかったし、ひゃくも今は寝れているようだったので、一旦自宅に帰り明日また病院を訪れることにしました。

帰り際には、具合が悪くなったらいつでもいらしてくださいと言っていただきました。



帰りの車中では、ひゃくは眠っているように見えました。
しかし、呼吸の速さはやはり相変わらず。
内心、「明日病院に行ったら、そのまま入院になりそうだな…」と考えながら自宅に戻りました。

父にはまた、明日の朝ふたたび迎えにきてもらうことに。
帰ってきた時点で夜の11時くらいになってしまっていたので、忙しくさせてしまって申し訳ないと思いつつもお願いしました。

ひゃくは家に着いても寝たままだったので、そのまま布団へ。
この隙に、私はササっとシャワーを浴びて、念のため入院の荷造りをして、一緒の布団に入り寝ることにしました。

これで、数日ぶりにまとまった睡眠がとれるかな…と思いながら、眠りに落ちていきました…。


と思ったら、深夜1時をまわったころ、ひゃくが泣いて起きてしまいました。
やはり呼吸が苦しいようで、寝付けなかった様子。しかも、咳き込んで少し吐いてしまいました。

やっぱり…という気持ちと、思ったよりも深刻な状態であることを実感し、全身に嫌な汗がじわりと滲んだのを覚えています。


ここまで、ひゃくの父親、つまり我が家の主人が全く登場しませんでしたが、もともと帰りの遅い人で、その日も深夜0時くらいに帰宅。ひゃくの具合が悪いことは伝えていましたが、今までの詳しい状況は知らない状態でした。

主人は仕事を持って帰ってきていたようで、ひゃくが泣いて起きた時、リビングで仕事をしていました。

ひゃくの泣き声を聞いて寝室を覗きに来てくれた主人に私は、
「ごめん…今から病院に行ってもいいかな?」
と無茶なお願い。

「今仕事終わったからいいよ」と快く引き受けてくれました。

普段から帰りが遅くあまり家事や子育てに協力しないため、私から常に小言を言われている主人ですが、どんなときにも動じない楽観的な性格は、こんなときにはとても心強い存在です。

すぐに支度をして、深夜1時半頃には自宅を出発。
病院までは車で1時間弱はかかる道のりです。

しばしば泣きながら起きるひゃくをなだめながらのドライブ。こんなに病院までの道中が長く感じられたのは初めてでした。

ついに深夜2時を過ぎたころ、病院にふたたび到着。
まだまだ長い夜は続きます…。

つづく

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ワンモア

どうもご無沙汰しております!ブログをやっていて一番、更新期間が空いてしまいました。色々ありましたー><
イラストみて、左手自分と同じじゃんと驚き(*^^*)
ひゃくちゃんの様子も緊迫感ありでハラハラして読ませていただきました。早く安心したいので、次の更新を楽しみに待ってます。
頑張れ、ひゃくちゃん!
by ワンモア (2019-04-16 21:22) 

tsumi

【ワンモアさま】
こちらこそご無沙汰しております…!私の方こそいつもお返事遅くて申し訳ありません…;;
点滴するまで体調を崩されていたんですね…!今はお元気なようで安心しました!良かったです…^^
入院でお話ししたいことがたくさんあるのに、なかなか更新できず申し訳ありません。。また、続き書きましたのでぜひお時間あるときに見てくださるとうれしいです!

by tsumi (2019-05-14 14:29) 

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