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突然の入院…!(4) [日記]

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どうもこんにちは!
今回は前回の続き、入院後のお話をしようと思います。

正直私の中では、入院&原因が判明するまでがすごく不安で辛かった思い出があり、お医者さんの管理下におかれた時点で安心感が半端なかったです。

「あとは快方に向かうだけだ…!」
と入院した直後思いましたが、そう易々とは行かないのが人生ですね…。


入院して最初の2~3日は相変わらず苦しそうな早い呼吸が続いており、さらには40度近い高熱が出てきてしまい、快方に向かう兆候はまったくありませんでした。

夜も酸素の値が下がるとモニターが警告音を出すので、気になってしまい、私もゆっくり横になって寝られない日が続き、当時はお互いボロボロだったと思います。

ひゃくはあまり熱を出さない子で、40度近くまで上がったのも生まれて初めて。私はかなり焦ってしまいましたが、看護師さんは慣れたもののようで、「あらら!氷枕持ってきますね~」って感じで、高熱に関してはあまり気に留めていないようでした。

あとから思えば、ひゃくはRSウイルスという感染症にかかっていたので、体の中がそれと戦うため熱が出るのは当然なんですよね。
生きてきた中で一番頑張ってウイルスと戦った…という証だったんでしょうね。


お世話になった大学病院は、チーム制で複数人の先生がひゃくを診察してくれました。
そして正式に担当になったチームは、緊急外来でお世話になった女性の先生がいる所ではなく、違う先生方にお世話になりました。

医療ミスなどを防ぐなどのメリットも多いのでしょうが、先生方は皆さん優秀なためか、自身の見解がそれぞれあって、結構違うことを説明されるんですよね。
喘息だったり、RSウイルスだったり、肺炎だったり…素人の私は、ただ話を聞いて頷くしかありませんでした。

入院して翌日の日中に、3人先生がひゃくの診察にベッドまで来ていただきましたが、その時に印象的だった出来事がありました。

男性でちょっと怖そうな雰囲気の先生が突然訪れ、挨拶もほどほどに開口一番、

「これは喘息ですね」と断言。

私「え…?そうなんですか?RSウイルスと聞きましたが…」

先生「それもありますが、この年齢でここまでなるのは考えにくい。やはり喘息とみたほうが良いでしょう。」

私「……」

先生「…何か納得いっていないようですね?」

私「(ドキリ…)い、いや、先生方皆さん少しずつおっしゃることが違っているので…よくわからなくなってしまって…」

先生「まあ、どちらにせよ治療法は一緒ですから。喘息なので治療は長引くと思いますよ。」

と捨て台詞付きで去っていきました。

な、な、なんだよその言い方……!!と、その時はすっごい嫌な気分になったのを覚えています笑

当時私の中では「喘息ってよりRSウイルスのせいじゃない?」という気持ちが大きかったので、あんな風に言われて受け入れられなかったんでしょうね。
その先生もおっしゃるように、喘息となると治療は長い道のりになることは確かでしたし…。

ほんと、嫌な先生に当たってしまった…と思いましたねその時は笑
あ、今ではそんなこと全く思っていませんよ!口調は冷たかったですが、ひゃくには良くしていただきましたし、とても感謝しています。

でも当時は「あの女性の先生が良かったなあ…」なんて考えたりもしましたけどね…。まるで長澤まさみとおのののかを足して2で割ったような、優しくてきれいな先生でした。(オッサンか)

緊急外来で入院したときも、私が「娘の肺が弱いことは知っていて、気を付けてきたつもりなのに、結局こんなことになってしまいました…」と落ち込んでいたら、

「この歳になるまで深刻な状態にならなかったのは、すごいことですよ。お母さんの配慮があったからこそだと思います。」と優しい言葉をかけていただきました。あの時はほんと、涙がにじみましたね…ありがとう先生。

そんなことを思い返していても、担当の先生は変わりませんし、ひゃくの容体は変わりません。「喘息だろうがRSウイルスだろうが、まずは治すしかないんだ…!たとえ長い治療になったとしても、しっかりと向き合わなければ…」気持ちを切り替え、ひゃくの看病を続けたのでした。

4日目の朝には熱がやっと下がり始め、37度台後半までに。

すると、少しずつ呼吸も楽になってきたようでした。

入院してから、NICUでおなじみだった酸素マスクをずっとしていたのですが、(相変わらず嫌がってましたが…)この時点で鼻からのチューブに切り替えることができ、シャワーもOKに。

ひゃくにとってはこれは大きかったですね~!体はタオルで拭いていたのですが、頭がやはりかゆかったようで、機嫌がずっと悪かったのですが、シャワーから帰ってきたらとってもさっぱりとした顔になっていました。

この時にやっと、快方に向かってきているな…!と実感できました。

5日目にもなると、大分回復してきて、食事も少しずつ食べられるように。診察に来た先生たちも胸の音を聴いて、「だいぶきれいになってきましたね!」と言ってくださいました。

あの捨て台詞を頂いた先生からも、
「こんなに急激に肺の音が良くなるのは驚きました。急速に悪化して、短期間で改善するのは、細菌感染したときによく見られる特徴なんですが、やはりRSウイルスの影響が大きかったのかもしれません。」
といった説明が!

内心「そうでしょう~~?!」とも思いましたが、素人の私には分からない複雑な何かがあってのお考えだったのでしょう…。もうあまり考えないことにしました。笑

いやほんと良かったなあ…

そんなこんなで、5日目時点で明日明後日には退院できそう…とまで言っていただけるまでに回復!これなら今夜こそはゆっくり寝られる…と思ったらなんと、ここでもうひと悶着起こることになるのです…

あ~やっぱり長くなってしまった!
すみません、つづきはまた次回!
それではまた~
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追いかけっ子

本当に病院の先生ってプライドが高くて困りますよねぇ。。
まあでも命を救っていただけるのであればこの際どうでもよいですが(^^;
ともかくホッと一安心♪と思ったらまだ続きがあるんですね?!
んー、困りましたねぇ。。
それにしても長い看病生活、さぞ大変でしょうね。
頑張れ~!です(^^;
by 追いかけっ子 (2019-06-08 06:28) 

tsumi

【追いかけっ子さま】
そうなんですよね…^^;先生も人間ですから、単純に私と相性が悪かっただけかもしれません汗
入院期間はそこまで長くないんですが、私がつい長々とお話ししてしまうことと、更新が遅いせいで長く感じさせてしまってますね…すみません;;
次回で最終回なのでご安心下さい!応援ありがとうございます^^

by tsumi (2019-06-11 13:22) 

ワンモア

ご無沙汰です。明け方に目が冷めてチャンスとばかりに皆さんのブログにお邪魔しています^^
ひゃくちゃんの闘病生活、長引きますね。風邪を引いた時は熱を下げることよりも、熱を出して汗をたくさんだすことを心がけるようにしたら、回復力が強まったように思います。限度がありますが。
連続でひゃくちゃんのブログが読めるは何か得した気分です^^
by ワンモア (2019-06-19 04:42) 

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