SSブログ

実は産まれた後が大変だった… [入院期]

20160322.png

はてさて、そんなこんなでバタバタで産まれ、あっという間に娘と離れ離れになってしまった私。

しっかりと延命措置をしてもらい、娘は無事に命をつなぐことができたと安心していたのもつかの間、私を待っていたのは辛い”後処理”でした。

陣痛もあり、普通分娩で出てきたとはいえ、子供が小さいまま産まれてしまったためなのか子宮の中の胎盤の全てが出てこず、処置が必要という事になりました。

そうです。残った胎盤を”掻き出す”処置が施されたのでした。

これがもう~~痛い!いたくていたくて…陣痛とはまた質の違う痛さで…

しかも、女医さんは私のお腹をぐいぐい押しながら金属でできた何かで掻き出しているようなのです…外と中から押されて、いったいのなんのって…泣きました…
「いたーーー!」と叫びましたよね。

しかし、無情にも「そうねー痛いよねー頑張ってねー」
という声掛けのみで、処置の手は休むことなく続きました…

どのくらい処置を受けていたか分からないくらい長く感じましたが、おそらく15分くらいで終わったと思います。
そして私はその産院にそのまま入院することになりました。

すると、私の両親と旦那がそばに来てくれました。

急に見知った顔ぶれの登場に思わず安堵と色んな感情が混じって泣いてしまいました。
旦那に「ごめん、ちゃんと産んであげられなかった」と謝りました。

旦那は
「そんなことないよ。ちゃんと生まれたよ。ありがとう。」と言ってくれました。

そんなにゆっくりもしていられないようで、娘の搬送先の病院に付いていかなければならず、父と旦那は車で救急車を追うことになりました。
母は残って、私の身の回りの世話をしてくれました。

その日、私は黒ワンピースとジージャンを羽織っていましたが、ワンピースは黒で分からなかったものの、ジージャンの背中は血で真っ赤になっていました。ものすごい出血だったようです。
お気に入りだった可愛い柄の妊婦用のショーツは、病院搬送時にハサミであっという間に切り裂かれてしまったので、二度と手元には戻ってきませんでした。。地味に悲しい。

出産した時間は夜の9時ころ。
その日は取りあえず、配慮していただいたのか個室で過ごすことになりました。
色々心配なことはありましたが、それよりも疲れがどっと出て、目を閉じてしばしの眠りにつきました…

つづく

nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。