退院当日!(前編) [通院期]
前回お話した金曜日から一夜明けて、いよいよ土曜日!
待ちに待った退院日がやってきました!
この時まだ我が家は車を持っておらず、電車とバスを乗り継いで病院まで行かなければならなかったのですが、
「そんな小さいひゃくを、電車やバスに乗せるわけにはいかん!」
と、私の父が車を出してくれることになりました。
ちょうど自宅と病院の間に実家があったので、実家に寄ってから、みんなで病院へ!
両親はGCUには入れないので、窓越しに様子を見ながら、部屋の外で待っていてもらいました。
いよいよ最後の入室。荷物をロッカーに入れて、手を洗って、消毒して…
毎日繰り返していた、入室前のこの一連の作業も今日でおしまいです。なんだかちょっと寂しい気持ちになったのを覚えています。
今日は一つ荷物を多めにGCUに入りました。そう、ひゃくのベビードレスを持ってきたのです!
一般的にはお宮参りの時などに着せる、真っ白でレースが可愛いベビードレスですが、ひゃくにとっては退院時の一張羅となりました笑
気になるひゃくの様子は…というと、昨日とは打って変わって平常運行!笑
元気に手足をばたつかせていました。
酸素の値も悪くないようで、酸素マスクも外されていました。
「おはよう~~いよいよお家に帰るよ!」
と声を掛けます。
なんだか嬉しそうな表情(に見える)。
と、そこへヤマオカさんが登場!
「おはようございます!いよいよですね!」
ヤマオカさんも自分の事のように喜んでくれていました。最終日にちゃんとお会いできて本当に良かったです。
「最後に先生からお話があるので、旦那さんも一緒によろしいですか?」
と続けられました。
お話か…
思えば、先生との別室でのお話にはあまり良い思い出が無いもので、ちょっと緊張といいますか、心臓がドキッとしました。
ひゃくの帰り支度の前に、早速別室へ移動…。
そして、しばらく待っていると先生がお部屋にいらっしゃいました。
「おはようございます。いや~すみませんお待たせしちゃって!」
いよいよ話がはじまります。
酸素のレンタルについてや、昨日のCTの結果など気になることがいっぱいで、退院日だというのに、リラックスして聞けるような状態ではありませんでした。
想像では、退院当日はもっと晴れやかな気分で過ごせると思っていたのに…やっぱり、そんなに甘いものではないですね。
「それで、肺の具合についてですが…」
ゴクリ。。
「最近、酸素の数値もとても安定してきているので、もう大丈夫かな。レンタルはしなくて良いと思います!」
「ほんとですか?!良かった~…!」
と、思わず安堵のため息をもらしました。
この入院生活で一番大きなテーマだった肺の発達具合。最後の最後でOKをもらえて本当に安心したのを覚えています。
そこからはたたみかけるように、CTについての説明がありました。
「CT画像を見る限りでも、脳の出血は再発していないようなので、もう問題ないと思います。今日退院しましょう!」
やった~~~~~!!
別の意味で涙が出そうになりました。どっちも問題なかった…ほんとうによかった…
「しかし、未熟児の子は普通の子に比べ、肺が未発達なのは確かです。後でヤマオカさんから、肺の状態についての詳しい説明をしますから良く聞いておいてくださいね。」
と、いう内容でお話は終了。
無事に退院できることとなりました!
こっから長くなりますので、続きは後半へつづきます…
もう少々お付き合いください!
つづく
おおーっ!良かったですねぇ(*^^*)
酸素レンタルしなくて良かったときの
何となくうるうるしそうな気持ちが
伝わってきちゃいました(;_;)
ベビードレス♪良いですねぇ♪♪♪
by 追いかけっ子 (2017-09-28 12:10)
こんばんは〜
いよいよ退院編ですね。過去記事読み返しておりましたが、
嬉しいことにはかわりはありませんが、
いざ、退院ともなると、
辛かったこと、お世話になった方々への感謝とか色々なものが押し寄せてきますね(´;ω;`)ブワッ
by ワンモア (2017-09-28 20:43)
【追いかけっ子さま】
そうなんですね~!もちろん、酸素があった方が安心ということもあったかもしれませんが、やっぱりひゃくがストレスに感じていたことは早く取り除きたいものですよね。。共感していただいて嬉しいです^^
ベビードレス…思えばあんまり着る機会無かったですね~もっとあの時間を大事にすればよかったなあとちょっと後悔しています笑
【ワンモアさま】
過去記事を読み返していただいたんですね!ありがとうございます;;通院期の三か月は本当に色々なことがありました…私も今度読み返してみよう…
次回は感動の最終回なので、ぜひハンカチのご用意を!(いや…いらないかもです笑)
by tsumi (2017-09-28 21:48)