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いざNICUへ! [入院期]

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入院3日目で遂に外出許可がおりて、娘に会いに行けることになった私。
早速旦那に連絡しました。
幸いその日は日曜日だったので、旦那が付き添って病院に行くことになりました。

しかし、外出の条件は絶対に車で出かけること。
当時私たちは車を持っていなかったので、タクシーを呼んで向かうことになりました。

産院から娘の病院までは車で約30分。
その病院は都内の大学付属の大きな病院でしたが、私は訪れたことはありませんでした。
一体どんなところで、どんな風に過ごしているのかな…
車中で不安に思っていました。

実は、娘が搬送されて旦那が入院手続きをした際に担当医に
「これから3日間が山でしょう。」
とドラマさながらのセリフを言われたそうです。

これはでも冗談ではなく本当の話で、この3日間でどんどんと心拍と呼吸が落ちていってしまう子は、そのまま延命措置を続けても長く生き続けることができず、亡くなってしまうそうです。

逆に言うと、生後3日間何とか心拍、呼吸がもちこたえることが出来ればどんな形であれ、ほぼ99%生存可能だということでした。
ここはもう、赤ちゃん自身の生きようとする力に頼るしかないのです。

この話は出産翌日、私に話してくれましたが、それを聞いた時は心のどこかであの子は大丈夫だと感じていました。

だって、最初にちゃんと泣いたし、足でバイバーイまでやってのけた娘です。産まれて初めてのこの試練は乗り越えられるはずと信じていました。
とはいえ、心配性&マイナス思考のクセがある私は悪いことばかり考えてしまい、不安いっぱいで病院に到着しました。

そんなこんなで辿り着きました、新生児集中治療室・通称NICU。
ここからは、既に何度もお見舞いに来ている旦那の案内のもと進みます。

さすがと言いますか、何重のもセキュリティに守られた厳重さに驚きました。
まずは小児病棟入口でNICU宛のインターフォンを鳴らし、名乗るとドアが開きます。
さらに、この病院はNICUと もう少し程度の軽い子が入っているGCUが隣り合っており、そこの共通の入口にもインターフォンがありました。

そのドアを抜けると、ずらっとロッカーが目の前に。
NICUには私物の持ち込みは厳禁。どうしてもの場合は指定のビニール袋に入れて持ち込みます。今回はカメラ以外と持ってきた母乳以外はロッカーにしまいました。

そして手の消毒です。手をかざすと水が出てくるようになってるセンサー式の水道で、直接触れなくても水を止められるようになってました。緑の液体石鹸でキレイに洗ったら、使い捨ての紙でふきふき。最後にアルコールを擦り込んで、マスクを装着して完了です。

病院に入ってから娘のいる所まで辿り着くのに、10分以上かかりました。。さすがNICU。これだけ大事にされてるんだなーと安心しました。

そしてついに入室&娘とご対面!感動の再会の様子はいかに…?!

つづく

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