再会した娘の姿は… [入院期]
GCUの部屋を通り抜けてその奥にNICUがありました。
本当にたくさんの保育器が部屋の周りを取り囲むように設置されており、看護師さんたちが忙しく動き回っていました。
その中で、奥の方にあるひとつの保育器…ありました!娘との3日ぶりの再会です。
が、顔が見えない!!目元をガーゼで目隠しされていました。そして青い光?紫外線?のようなライトをガンガン浴びている…日サロ??なにこれ?
これは、”新生児黄疸”という症状の対策としてライトを照射するのだそうです。後で調べたのですが、胎児の頃は成人より酸素を取り込む効率が悪いため、赤血球が大人の倍くらい多くあるそうです。そのため体が赤く、赤ちゃんと呼ばれている所以もそこからだそう。
それが産まれたあと、その余分な赤血球が脾臓で破壊され、赤血球の赤い色素・ヘモグロビンが黄色い色素・ビリルビンになり、皮膚が黄色く見えるため”黄疸”といわれるんだそうです。
これが重症化すると脳障害の後遺症などを起こす場合があるため、早急な治療が必要とのことでした。
で、黄疸に効果的な治療法のひとつに”光線療法(こうせんりょうほう)”があり、産まれた赤ちゃんは初めの数日間は人工的に紫外線にあてて治療しているというわけです。
感動の対面は、顔が見えなかったのですが、そこにいるという事実だけで十分でした。
私は嬉しさもありましたが、「こんな目にあわせてしまった」という悲しさで涙を止めることが出来なくなってしまい、ボロボロと泣きながらいつまでも見つめていました…。
つづく
赤ちゃんのこういう痛々しい姿を見るといたたまれなくなります・・・。
でも、今がすくすくと育っているから嬉しいですね^^
by ワンモア (2016-04-09 01:07)
ワンモアさま
そうですね…まだ全てが小さいので、手の甲に点滴の針を刺すんですが、もうアザだらけで初めは見るたびに涙が滲みました…
でも確かに、おっしゃる通りその頃があったからこそ今は元気なのだと思うようにしています!まだ手の甲に針の跡が残っていますが、これは勲章ですね^ ^
コメントありがとうございました!
by tsumi (2016-04-09 12:11)